大きく息を吸って、胸にいっぱいの空気を溜めて、水に潜る。

向うのプールサイドを目指して、懸命に足を動かす。

昨日よりも、今日。

今日よりも、明日。

少しずつでも、距離を伸ばしていけば、いつかきっと、息継ぎなしで向うの壁にタッチできる。とにかく毎日続けること。

***

書き紡ぐことも、同じことなのだと思う。