審査までの日々

今日は、祖母の三七日だった。

午前10時にご縁さんが来られ、おっとめの後でお話をした。先週の二七日の際に、何気なく「親鸞」は「しょうにん」なのかと質問したことを受けてのお話だった。「親鸞さん」じゃないかという話だった。私もそう思う。これからの人生を、親鸞さんの助けを得ながら生きていくことができればと思った。

その後から、大学に来ている。2月9日の修論の審査会の発表に向けた準備をしに。大学では昨晩からの雪が積もっていた。お堀の向こうの天守も、雪をかぶっていた。

今年は全部見たなあ。春の桜の蕾どき。そして満開の頃。ユキヤナギハクモクレン。新緑。夏の暑い日々。セミ。秋の落ち葉。歩いていると、地面ではたくさんのアリが這っていた。そして休日のキャンパスはひっそりしていた。ほとんど誰もいなかった。ほかにも色々。そして今日は雪を見た。平日の昼間は仕事しているから、多くは休日研究室に来たときだった。それにしても全部見たなあ。

そしてもう来年はないのだと思うと、少し感傷的な気にもなる。

色々あった。出会い、別れ。死別もあった。大切な人たちとの思い出があるから、今の私がある。特別な2年間だったんだ。忘れられないよ。だからブログの題を今日、変えてみたのだ。まさにこの2年間は、後半戦に備えてのハーフタイムで、その間に私は、ロッカールームで心身の回復に努め、そして色々と考えることもできたのだと思う。

感謝しかない。そしてこれからどう生きていこうか。